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不法就労の危険性について【メディックスメールマガジン】vol.120
2018年2月9日発行
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┃メディックスメールマガジン vol.120
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いつもメディックスメールマガジンをご愛読いただきありがとうございます。
今回は、「不法就労」についてのお話です。
有名ラーメンチェーン店の「一蘭」で、ベトナム人留学生が違法に働いていたとし、関係先として大阪市の店舗と福岡市の本社が警察の捜索を受け、留学生が逮捕されたとのニュースがありました。
一蘭と言えば、個室席スタイルで話題になった、とんこつラーメンのお店ですね。
開店前に行列ができるほどの人気チェーン店で、一度は行ったことのある読者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな人気店において何があったのでしょう・・・?
留学生は、「留学ビザ」を持って日本に滞在をしていますが、この留学ビザでは原則、就労が許可されていません。
しかし、「資格外活動許可」を取得すると、1週間で28時間までのアルバイトが許可されるため留学生のほとんどがこの制度を利用してアルバイトをしています。
しかし、資格外活動許可はあくまで、「在学期間中」のみアルバイトが許される制度なのです。
学校を卒業もしくは何らかの理由で退学した場合、活動許可は無効となります。
今回、一蘭ではアルバイトをしていた留学生が専門学校を2017年3月に除籍処分されていたにもかかわらずその事実を隠し、就労を続けていたようです。その後、5月に警察官の職務質問で事実が発覚したようです。
雇用の際、ハローワークへ留学生の就労手続きを雇用主が提出さえしていれば、除籍になった学校から入管に連絡が届き、入管とハローワークの間でコンセンサスが取れ、本人の申告がなくても不法就労が判明したはずです。
今回は、ハローワークへ就労の届出を雇用主が怠っていたようです。
昨今、人手不足が嘆かれている各業界ではありますが、不法就労が発覚してしまうと、労働者、雇用主ともに大きな損害を被ることとなります。雇用主は必ず、雇用時にハローワークに届出をするようにしましょう。
少し堅苦しい内容となってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
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