第15回あん摩マッサージ指圧、はり・きゅう療養費検討専門委員会ご報告
平成29年3月28日号
メディックス会員様へ
第15回あん摩マッサージ指圧、はり・きゅう療養費検討専門委員会ご報告
3月27日に開催されました第15回あん摩マッサージ指圧、はり・きゅう療養費検討専門委員会のご報告です。
前回までの内容をまとめた物と補足文に沿って厚労省が説明し、受領委任制度実施への工程表も提示されました。
【厚労省側の説明】
・実施時期
まず、前提として「平成29年度中のできる限り早期に行われる不正対策」の
具体的な制度設計の内容が、適切なものであるかを見極め、確認したうえで、
受領委任制度による「指導監督の仕組みの具体的な制度設計」を平成29年度中に行い、
平成30年度中に受領委任制度と不正対策をあわせて実施できるよう準備を進めるべきてある。
・不正対策を実施する主なる項目
(1)患者本人による請求内容の確認
(2)医師の同意・再同意
(3)長期・頻回の施術等
(4)往療
(5)療養費の審査体制
不正対策については、受領委任制度の実施を待たずに実施できる適正化策については、
先行して実施すべきである。
【保険者側から】
健康保険組合は断固として受領委任制度導入には反対の意向を表明。
今回資料で、「受領委任制度に参加するかどうかについては保険者の裁量による」部分を指摘し、
受領委任制度が強制的では無いことを確認していました。
他の保険者からは今回提示された工程表内容に反対する意見は出ませんでした。
【施術者側から】
受領委任制度の実施に向けて不正対策を実行していく。
【有識者から】
不正対策、受領委任制度の実施の前と後で検証を行い、
その結果に基づき必要な見直しを行う事は重要である。
地方厚生局の体制強化に取組べきと資料に記載がある事から、増員に関して質問がされました。
厚労省からは医療・柔整と同様、増員の要望は出す予定と回答。
工程表では、不正対策の具体的な制度設計を平成29年10月に見極めるとされている事から、
次回の検討委員会は10月頃になると思われます。
◆第15回社会保障審議会医療保険部会
あん摩マッサージ指圧、はり・きゅう療養費検討専門委員会配布資料
※下記、厚生労働省のサイトからダウンロードしてください。
受領委任制度実施までの工程表もこちらからダウンロードできます。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000156400.html
◆あん摩マッサージ指圧、はり・きゅう療養費検討専門委員会における
あん摩マッサージ指圧、はり・きゅう療養費の見直しについてのとりまとめ資料
※下記、厚生労働省のサイトからダウンロードしてください
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000156410.html
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